平山和善編『潜入』 妄想館〜官能小説と絵の館〜

平山和善編 『潜入』

今回はテーマを決めず自由なお話となっています。 このお話では平山君の生活に 大きく関わる人物が登場するみたいです。 いったいどんな人物が登場するのか…… 早速語ってもらいましょう…… …………………… ……………… ………… ……  
よう、久しぶりだな。 ……一応聞いておくが……俺の話は初めてじゃ無い……よな? ならいいんだ、気にしないでくれ。   さて、今回はフリートークってことだ。 まぁ前回みたいにお題が決められているってのが珍しいことだと思うが……。 とにかく好きな話をしていいって事だから、 俺の生活に大きく関わっている人の話をしようと思う。 あぁ……こういう場所で話す人物だからもちろん女だ。 んー……亜美のライバル……では無いかな。 まぁそれに近いといえば近いんだが……。 なんていうか……。 類は友を呼ぶって言うのかな……。 ライバルと言うよりは同類と言ったほうがしっくり来るな。 実は俺の周り……というよりは亜美の周りかな……? そういう人が多いんだよ。 今回はその中の1人って訳だ。 どんなヤツかは…………。 今言っちゃうと盛り上がらないからな。 とにかく話を聞いてくれ。       「なぁ……本当に大丈夫なのか?」   「大丈夫大丈夫。  ちゃんと由美と連絡してあるんだから」   俺と亜美が何をしているのかと言うとだ。 実はある場所に潜入をしようとしているんだ。 その場所とは…………。 由美が通っている学校の寮だったりする。 そう、あの全寮制の女子高ってヤツだ。 俺にとっては初めて足を踏み入れる神秘の世界。 亜美が1人で来るなら、 玄関から入って由美に面会だと言えば通して貰えるらしい。 だが俺……つまり男が入るとなると話は別だ。 誰か身内でも居るなら面会でも通るだろうが、 彼女の妹ってんじゃそんな言い訳は通用しない。 だからこうやって無断で潜入しようと言うわけだ。   「そろそろ約束の時間だけど…………。  あ、来たみたい」   俺達のいる裏門に誰かが近付いてきた。 懐中電灯の光は見えないからおそらく由美に違いないだろう。   「やほ〜お姉ちゃん。  カズヨシさんもいらっしゃ〜い」   由美がのんきに挨拶してくる。 潜入の緊張感も何も無い。 そもそも何でこんな事をしなくてはならないのかと言えば、 この由美のせいなんだ。 自分のロストバージンを寮の友達に教えたところ、 やはりと言うか好き者なのが居て、 是非一度お手合わせ願いたいという話になったらしい。 亜美と由美で話が盛り上がったところに俺も悪乗りして、 どうせなら神秘の女子寮に潜入しようという話になってしまった。   「のんきな挨拶しやがって……  誰かに見つかったらどうするんだよ」   「大丈夫ですよ。  見回りはさっき終わったばかりだし」   「そ、そうか……」   さすがは亜美の双子と言うべきか、こういう悪巧みは得意なようだ。 由美に案内されて寮の裏口……通用口とも言う……に向かう。   「それにしても……  こういうところって警報とか付いているんじゃないのか?」   由美は裏門の鍵を内側から普通に開けていた。 そして今も裏口のドアを無造作に開けようとしている。   「無いですよそんなもの。  何処ぞの有名校じゃあるまいし……」   確かにすぐ名前が出てくるような有名な高校ではない。   「いいのかな?……これで……」   仮にも全寮制の女子高なのにこれでは潜入してくれと言っている様なものだ。 まぁおかげで時間調整程度の打ち合わせで済んだわけだが。   「おぉ……ここが禁断の地……女子寮かぁ…………」   男なら一度は入ってみたい場所であり、 容易に踏み入れられない処だ。 あまりに無防備な部分は忘れることにして、 少し大げさに感動を表してみた。   「そんなにいいものじゃないですよ?」   「私も由美に会いに来るまではカズくんと似たような考えだったけどぉ……。  女子高の実態ってのを目の当たりにしちゃうかもね」   2人が悪戯っぽく笑う。   「夢を壊すようなこと言わないでくれよ……。  まぁ女子高の実態ってヤツなら噂で聞いたことくらいあるけどさぁ……」   乱れている所では男子校よりも酷い場合があるという噂を 聞いたことがある。 だがせっかくの全寮制女子高の寮だ。 そういう噂は出来る限り忘れていたい。 部屋に着くまでは一応静かにと由美が注意して、 俺たちは歩き始めた。 裏口からは細い通路が伸びていて、すぐに大きな廊下になっている。 その通路から廊下に出たところでばったりと人に出会ってしまった。   「やべっ」   先頭を歩いていたのは由美だったが、 俺は慌てて通路に戻って体を隠した。   「あ、先輩。どうもです」   どうやら相手は由美の先輩のようだ。   ―― 確か女子高って後輩虐めとか酷いらしいからな……    やばそうだなぁ………… ――   噂の内容を思い出した俺は、1人緊張していた。   「おや由美ちゃん。  ん? そっちは亜美ちゃん?  じゃあもう1人は……」   俺は隠れたが亜美はそのままだった。 亜美だけなら見つかっても問題は無いだろうが、 俺の存在までばれてしまっている。   ―― 観念するしか無い……か…… ――   「大丈夫ですよ、カズヨシさん」   俺が覚悟を決めたとき、由美が俺に声をかけてきた。 大丈夫だという由美を信じて、俺は廊下に出た。   「ど、どうも……こんばんは……」   由美の先輩ということは俺達の1つ年上……。 あ、言ってなかったが俺達は高校2年だ。 だから先輩と呼ぶ相手は1つ年上の3年だけとなる。 だがその先輩は1つ違いとは思えないほど大人びて見えた。 可愛いというよりは美人と言ったほうが正解だろう。 背は亜美達より少し高い。 細身の体だが、出るところはしっかりと出ている。 亜美ほどでは無いがなかなかの大きさだった。   「おぉ! 君が噂の由美ちゃんの彼氏かぁ。  和義君だっけ?  私は多恵子、よろしくね音符」   「こ、こちらこそ……」   多恵子さんはいきなり俺の夢をぶち壊してくれた。 男子禁制の場所に俺が居ても全然驚かないばかりか、 居て当然という様な態度。 しかも美人なのに極めてラフな口調。 さらに着ているものが長袖のシャツ一枚だけ。 胸のボタンを大胆に開けている。 乳首までは見えないが、ブラジャーも見あたらない。   ―― パンツくらいはいているよな…… ――   女子高の廊下には『パンツはちゃんと履きましょう』 なんて張り紙があるという友達の言葉を思い出していた。   「場所はどうします?」   「由美ちゃんの部屋でいいんじゃない?」   「じゃ、そうしますか」   多恵子さんと由美が一緒に歩き出した。   「ちょ、ちょっと待てよ。  まさか多恵子さんも一緒に来るのか?」   どうやら俺のことは話しに聞いているみたいだから、 俺がここに何をしに来たのかも知っているはずだ。   「そうですよ?  だってカズヨシさんとしたいって言い出したの先輩ですから」   「へ?」   「一応そのつもりで待ってたんだけどなぁ……。  私じゃだめ?  そっちの爆乳双子には敵わないけど、  それなりのカラダだと思うんだけどぉ」   「えとぉ……」   多恵子さんはこれ見よがしに胸を寄せ上げて強調して見せた。 俺は亜美の顔を見る。   「いいんじゃない?  好みとは少し違うけど……  許容範囲でしょ?」   「は、ははは……」   亜美はいつもと変わらなかった。 いや、冷静に考えれば亜美の答えは聞かなくても分かっていたはずだ。 と言うよりこの場で反対する人間などいるはずも無い。 俺自身そのつもりでここに居るんだからな。 ただ相手は由美の部屋にすでに居るものだと思っていたし、 何よりこれほどの美人が、 人の彼氏としたいなんて言うとは思わなかったから……。   ―― なんか……亜美と由美の周りってこんな人ばっかだな…… ――   由美の部屋に向かいながらそんなことを考えてしまった。   「ここが私の部屋です。  飾りっ気は無いから期待しないでくださいね」   「まぁ……寮の部屋だからな」   由美に続いて中に入ると予想以上の寮の部屋だった。 入り口の正面に大きな窓があって、その下に勉強机がある。 横の壁際にベッド。 入り口の隣にはクローゼット。 カーテンも布団も無地の白。 飾りっ気の無さにも驚いたが…………。   「相部屋……だったのか…………」   それらの家具が左右対称に2セットあることにも驚いた。 そして片方のベッドの上に女の子が1人座っていた。 その娘の顔を見た俺と目が合って、軽く会釈をしてくる。   「うわぁ……モロカズくんの好みだぁ……」   固まっている俺の横から亜美が顔を出して来た。   「おいおい、彼女が言うか?  って言うか……何で亜美が俺の好み知ってるんだよ……」   亜美の言葉に俺は苦笑した。 確かにベッドの上の娘は俺の好みだ。 もちろん亜美も俺の好みど真ん中だったから告白したんだが……。 亜美に俺の好みは教えていないはずだ。   「にひひぃ……カズくんのことなら何でも知ってるよぉ。  パソコンの中まで一通り目を通してるしねぇ」   「マ、マジ?」   パソコンの中身と言われてさすがに焦った。 俺のパソコンには俺の年齢では購入してはいけないゲームが沢山入っている。 実家の近所にその手のゲームに詳しい人が居てその人の影響だ。 その人はちゃんとした成人なんだが、 その手のゲームや本を未成年に見せるのに抵抗が無いらしい。 友達と一緒によく遊びに行ったものだ。 ただし、見せる時に必ず現実との区別は付けるようにと注意される。 ……見せる度に毎回…………。 今にして思えば、その人なりの性教育のつもりだったのかもしれない。 その人曰く、 押さえつけるから余計に見ようとする。 何がいけないのかちゃんと説明した上でなら見せても問題は無い。 とのことらしい。 俺を始め遊びに行った連中はみんな、 成人指定がされている理由から性病に関することまで たっぷりと教え込まれている。 独学とは言っていたが、その手の職業かと思うくらい博識だった。 話が逸れたがその人に教え込まれたおかげで、 俺はゲームと現実の区別がちゃんと付いている。 これほどにも何でもOKな亜美にも、 ゲームのようなプレイは頼んだことが無い。 別に隠しているわけでも無いが、 知っていると言われればさすがに焦ってしまう。   「童顔、巨乳、大きな目にロングヘアー……。  ズバリ好みでしょ?」   「ははは……仰るとおりです……」   見事に言い当てられてもはや笑うしかなかった。 おそらく俺が買うゲームのキャラと自分の容姿から導き出したんだろう。 よくよく考えて見ると、 亜美の対彼氏用性格もなんとなくゲームのキャラっぽいところがある。 俺の好みに近づけようとしているのかも知れない。 全員で部屋の真ん中に座り込んで、改めて紹介をされた。   「こっちが私の姉の亜美。  んでこの人がその彼氏のカズヨシさんです」   「どうも、はじめまして」   「よろしくね〜音符」   「で、こちらは多恵子先輩。  こっちは同室で同級生の美希ちゃんです」   「よろしく〜」   「はじめまして。  お2人のお話はいろいろと由美さんから聞いていますわ、ふふっ」   美希ちゃんはおとなしそうで、いかにもお嬢様って感じだった。 潜入した目的はもちろんヤることだったが、 いきなりではなんとなく盛り上がらない。 俺達はしばらく雑談を楽しむことにした。   「しっかし……俺の女子寮イメージをものの見事に粉砕してくれたよなぁ……」   俺としたいと言い出した多恵子さんは大目に見るとしても、 おとなしそうな美希ちゃんまで男の来客に動じていない。   「どんなイメージを持っていたかは大体想像付くけどねぇ…………。  きゃー男よー。いやっ、近寄らないでー……。  って言って欲しかった?」   多恵子さんがイジメを楽しむような目で俺を見る。   「い、いやぁ……そこまでのは期待してなかったけど……」   「あはは、この寮では珍しい事じゃないですからね」   「珍しくない?」   「んっふっふ、説明してあげましょう」   由美の言葉に驚くと、多恵子さんが得意そうに身を乗り出してきた。   「和義君は全寮制の女子高って聞くとどんなイメージかな?」   「えーと……やっぱお嬢様学校ってイメージかな……」   「あはは、私も実態を知るまでは同じイメージだったなぁ」   亜美が後押しするように同意見であることを告げた。 実態を知っているのだから、盛り上げ効果を狙ってのことだろう。   「うんうん。  大抵の男の人がそういうイメージを持っていると思うの。  でもね、この学校は……違うの……」   「違う?」   「そ、別に宗教母体って訳でも無いし、  入学に多額のお金を積む必要も無い。  女子大の付属でも無いし、知名度が高い訳でも無い。  実はね……理事長の趣味で全寮制ってだけなの」   「しゅ、趣味でって……そんなこと出来るのか?」   「簡単に出来るかどうかは知らないけど……  お金持ちの理事長なんじゃない?  現に全寮制なんだし」   「た たしかに……」   世の中にはとんでもない道楽をする金持ちが居たものだと呆れてしまった。   「で、そこまではまぁいいとして……。  問題はここに入学を希望する人の方」   「入学希望者が?  どうに問題なんだ?」   「うん、さっきも言ったように入学のハードルが高くないの。  入学金も学費もそんなに高く無いしコネも必要無い。  宗教に入らなくてもいいしね。  だから中流家庭や小さな企業なんかが  娘に箔を付けるために入学させるの」   「ハクぅ!?」   「そ、ハク。  全寮制イコールお嬢様……  つまりお金持ちってイメージ……あるでしょ?」   「た、たしかに……」   「だから少しでも裕福な家庭に見せようという見栄で  押し込む親がけっこういるの。  まぁ中には自分から入りたいって娘も居るみたいだけど……。  後は有名所に入れない人が来たりね」   「は、はは……そりゃぁ……すごいな……  ん? まてよ……?  確か亜美のとこも親の薦めだったよな……。  まさか……押し込みか?」   あのご両親がそんなことをするなんて信じたくなかった。 あんなに子供想いなのに見栄の為に押し込みなんて……。   「ん〜……本心かどうかは分からないけど……。  私達が男を捕まえる時の武器になるからって言ってたよ?」   「ははは……亜美の親らしいな」   亜美は分からないと言っているがおそらく本心だろう。 見栄の為なんかよりよっぽどあの2人らしい理由だ。 ちなみに多恵子さんは親の見栄らしい。 美希ちゃんは自分で希望したとか……。   それにしても全寮制女子高の裏を知ってしまったというか……。 信じたくは無かったがあり得そうな話だけに、 俺は釈然としないものを感じていた。   「で、ここまでが実態ってヤツの背景ね」   「え? 今のが実態じゃなかったのか?」   「だってこれだけだと  男が居ても不思議に思わない理由にならないでしょ?」   「たしかに……」   ここまで聞かされて、俺はこの寮の実態に強い興味を示していた。 多恵子さんの目を見て話を聞く体制になる。   「そんな背景があって、  私を始め生徒のほとんどが親の見栄で押し込まれているわけ。  でもそんな連中がおとなしくしているはずも無いでしょ?」   「うん、何かしら反発したくなるよな」   「で、都合のいいことに近くに男子校があるの」   「まさかそこの生徒と……」   なんとなくの察しは付いた。 だがそれでも、寮に男が来るとなれば話が違うはずだ。   「まぁ外出規制がそんなに厳しく無いから外で会う娘もいるけどね……。  その男子校にね、秘密のクラブみたいなのがあるの」   「秘密の……? ま、まさか……」   「お? なかなか察しがいいねぇ。  そのまさか。  この寮に潜入するクラブってのがあるの。  けっこう頻繁に来て楽しんでるってわけ」   そんなクラブが存在するとは思わなかった。 いや、こういう特殊な背景があればこその存在かもしれない。   「あれ? でもその連中って……  今日は来ていないのか?」   ふと疑問に思ったことを口に出した。 なぜなら次の日は休日。 せっかく休みの前夜なのに遊ばないのは勿体無い。 俺達もそういう理由から決行日を決めたんだから。   「あはは、明日は休みだからね。  さっき言ったように外出許可も外泊許可も簡単に出るから、  今頃派手に騒いでるでしょ」   「そ、そういう……ことか……」   「そういうこと。  だから寮の中に男がいても全然驚かないの」   平日には寮に潜入して楽しみ、 週末には堂々と外でお泊り……。 とんでもない実態を知ってしまい、 俺の女子寮イメージは粉々になってしまった。   「まぁこの学校が特殊なだけだと思うけどね。  生徒のほとんどがそのクラブの連中と遊んでるよ」   ―― ってことは……この娘も…… ――   思わず美希ちゃんをチラッと見た。 いかにも世間知らずなお嬢様的に微笑んでいる。   ―― この娘が男とヤりまくりだなんて想像出来ない…… ――   そんな俺の内心に気づいたのか、 多恵子さんがニヤリと笑った。   「もちろん遊んで無い娘もいるよ。  バージンを大切にしている娘とか、  ちゃんと彼氏がいて浮気したくない娘とかね」   「そ、そうなのか……」   俺はまた美希ちゃんをチラッと見る。   ー― この娘は……どっちだ……? ――   この寮の実態を知ってから美希ちゃんのことが気になって仕方が無い。 好みの娘だからというのももちろんあったが、 見た目からしてお嬢様な美希ちゃんが、 俺の女子寮イメージ最後の砦となっていたからだ。 せめて1人くらいイメージ通りの女の子がいて欲しかった。   「相当気になるみたいだねぇ。  もしかして美希ちゃんに惚れちゃった……かな?」   「「「え?」」」   俺と美希ちゃん、そして亜美の声が重なった。 美希ちゃんは少し顔を赤くして俺を見ている。 亜美はそんな俺達を交互に見ている。   「ち、違っ!」   俺が慌てて否定しようとすると、 美希ちゃんは耳まで真っ赤に染まってしまった。 そして恥ずかしそうに顔を横に背け……。   「は、初めてお会いした殿方を誘惑してしまうなんて……。  こんなわたくしでもよろしいのですか?」   そう言って横目で俺を見ている。 なんだか少し嬉しそうだ……。   ―― か……かわいい…… ――   素直にそう思って見とれてしまった。 しかしすぐに亜美が気になり、亜美の顔を見る。 亜美は難しそうな顔をしていたが……。   「まぁ……モロに好みだしねぇ……」   と呆れたように笑う。   ―― さすが親公認の仲だけあって余裕だな…… ――   と思ったのだが……。 その笑いが一瞬にして意地の悪いものに変貌した。   「でも……ヤりまくりのおまんこだよぉ?」   亜美は親の公認よりも処女を捧げたことを武器として持ち出してきた。 その一言でこの寮の実態を思い出し、再び美希ちゃんを見る。   「わ、わたくし……そのぉ……ま、まだ…………」   片手を口元に、もう片手で太腿の間を押さえる様にしながらそう言った。 そして俺と目が合うと視線を逸らして目を閉じてしまった。   ―― ってことは……しょ………… ――   自分の鼓動が早くなるのが分かった。 美希ちゃんが目を閉じていたのはほんの数秒。 すぐに目を開くと俺の方を向き、胸の前で両手を合わせて握り締めた。   「いつか……  いつの日かわたくしが初めてを捧げたいと思う殿方に巡り会えると信じて、  今日まで待ち続けてきたのですわっ」   ―― な、なんてお嬢様な台詞……    ちょっとわざとらしいけど…… ――   美希ちゃんの処女告白に芝居がかったものを感じた俺は、 今度は亜美が気になり目を向けた。   ニヤリ……   ―― え? ――   「へぇ……こんな学校にいて今まで処女を守り抜いてきたって言うの……。  そんな言葉でカズくんが誘惑出来ると思っているの!?」   亜美が凄い剣幕で美希ちゃんに食って掛かった。 まるで俺以外の奴がちょっかいを出した時みたいに……。   「お、おい……亜美……お、落ち着けよ……」   とにかく亜美をなだめようと言葉をかけた。   ―― って言うか……今……笑わなかったか?…… ――   状況的に笑みがこぼれるような場面ではなかったが、 見間違いとも思えなかった。   「わたくしはただわたくしの気持ちを伝えたいだけ……。  経験の有る無しはカンケーありませんわっ!」   今度は美希ちゃんが捲くし立てる。 慌てて顔を向けるとかなりの真顔だ。 亜美の剣幕に気圧されることなく睨み返している。   「ちょ、ちょっと……ふたりとも……」   さすがに焦った。 まさか遊び気分で女子寮に潜入して、 こんな修羅場に直面しようとは思わなかった。 俺が他の女と関わる事に亜美がこれほど感情を顕にするのも珍しいし、 おとなしそうに見えた美希ちゃんがその亜美に真っ向から対峙するとも思わなかった。 俺は助けが欲しくなり由美に視線を送った。 だが由美は少し困ったような苦笑いを浮かべているだけ。 その表情が亜美と同じ事を表しているのなら、 自分にはお手上げということになる。 由美の助けを諦めて今度は多恵子さんに視線を送る。 1学年上の多恵子さんならうまくまとめてくれるかもしれない。 だが…………。 多恵子さんも苦笑いを浮かべ、首を横に振っている。   ―― マジか…… ――   俺がとてつもない不安を感じた瞬間、亜美の声が響いた。   「それで?  カズくんを私から寝取ろうってつもり?」   「あ、亜美……誰もそんなことは……」   事態を収拾しようとした俺の言葉は、 美希ちゃんの声によって遮られた。   「あら……ご自分に自信がありませんの?  取るも何も、決めるのは和義様本人でしょうに……」   「いいっ!?」   美希ちゃんもまったく引く様子が無い。 しかも俺に振ったということは、 この場で白黒付けるつもりかもしれない。   「ふんっ!  カズくんは優しいからね。  本人目の前にして酷いことなんて言えるわけないよ。  それに自信ならあるわよ?  カズくんは私の両親にも挨拶して結婚ゼンテーで付き合ってるんだから。  そこに体と処女を餌にして横槍入れるつもりなのかって聞いてんのよっ!」   「あ……あ……み……」   亜美はまるで喧嘩腰だ。 美希ちゃんがそんなつもりは無いと一言言ってくれれば収まるだろうが……。   「横槍を入れられて困るのは自身が無いからではございませんの?  それに出会ったのが早いとか親が認めたとか……。  男女の関係にそんなもの何の意味もありませんわっ!」   美希ちゃんの方にもそんな言葉は期待できそうに無い。   ―― くそっ! こうなったら…… ――   俺がこの場で決着をつけるしかないと腹を括り、 亜美に目を向けた。   「そういうのを寝取りって……きゃっ…………  カ、カズくん……?」   亜美が口を開いた瞬間に俺は亜美を抱きしめた。   「も、もう止めろよ……  俺は亜美が好きだから……  他の誰とエッチしても、  最後には必ず亜美のところに戻るから……」   「え? えとぉ…………」   俺の言葉にさすがの亜美も戸惑ったようだ。 2人きりの時は好きだなんて何度も言っているが、 人前では初めてだったかもしれない。 だが恥ずかしいなんて言っている場合でもない。 悪巧みとは言えせっかく遊びに来ているんだ。 このままでは楽しくない思い出となってしまう。 俺は抱きしめる腕にさらに力を込めた。   「あ あの……カズくん……えっとぉ…………」   「ひゅ〜、見せ付けてくれるねぇ……。  美希ちゃんもさぁ、  そろそろ勘弁してあげないと彼氏が可哀想だよ?」   亜美が何かを言おうとしたのを遮る形で多恵子さんが言った。   「え?」   その言葉の意味がよく分からず、 俺は亜美を抱いたまま2人に顔を向ける。   「あら……それはそれは申し訳ございません。  ちょっと悪乗りし過ぎたようですわね」   美希ちゃんが笑いながら俺に手を合わせて謝ってくる。   「え? えぇっ!?」   俺は1人事態が飲み込めずにいた。 腕の中の亜美も困ったような笑みを浮かべている。 自分の悪巧みが俺に思わぬ影響を与えたときにする顔だ。   「ま、まさか…………」   俺はなんとなく今までのやり取りを理解し始めていた。   「ご、ごめんね……  まさかこんなに盛り上がっちゃうなんて思わなかったから……  あ、でも……最後のカズくんの言葉は……  そのぉ……嬉しかったな……」   その言葉で俺はようやく全てを理解した。 やり取りの最初で俺が感じたのは間違いじゃなかった……。   「し、芝居だったのかぁ!?」   「「「ごめんね〜」」」   4人が一斉に謝った。   「由美からね、同室の娘が凄くノリがいいって聞いてたから……」   「由美さんのお姉様なら不自然にはならないですし、  この上ないほどの好機でしたのでつい……」   「でもまさかここまでハマるとは……正直驚きましたね……」   「でもさすがは亜美ちゃんだねぇ……  打ち合わせも無しであそこまでやるとは……」   「は、ははははは…………」   亜美とそっくりさんの由美が居るという時点で、 何が起こっても不思議は無いと予想できたはずなのに……。 もはや笑うしかなかった。   「で……何処までマジだったわけ……?」   何とか話題を変えたかったがそう聞くのがやっとだった。   「横槍を入れるつもりはありませんけど……。  け、経験が無いのは本当ですわ」   視線を送って促すと、美希ちゃんは赤くなりながら答えた。   「やっぱり体目的の男に処女は上げたくない……か」   亜美が思い当たる理由を言うと、 多恵子さんがそれに答えた。   「それは由美ちゃんの理由でしょ。  美希ちゃんの場合はね、相手が手を出さないだけなんだよ」   「手を出さない? なんで?」   俺は驚いた。 これだけの容姿なのに……。 しかも言い方からすると ロストバージンにこだわりはなさそうだし……。   「手を出そうとする人は多いんですけどねぇ……。  美希ちゃんが何者なのかを知ったとたんに……」   「普通の女子高生じゃ無いのか?」   俺はますます判らなくなった。 説明を求めて多恵子さんを見る。   「この娘の名前ね、  城漣寺美希って言うの」   「うん……それで?」   「え? わかんない?」   「……な、何が?」   名前だけ聞かされても思い当たることは無い。 思いつく有名人にもそんな名前は無い。   「えっと……城漣寺財閥って知ってる?」   「えぇとぉ……聞いたことあるような……無いような……」   とは言ったが全然知らない。 企業の名前とかなら知っているかも知れないが、 財閥とか財団とか言われてもピンと来ない。   「じゃあ……城漣寺グループなら?」   「って……あの城漣寺グループ?」   確かいくつもの企業が傘下にある巨大な企業グループだ。 さすがにこれは知っている。   「そうそう。  分かりやすく言うとその城漣寺グループの実権を握っているのが、  城漣寺財閥ってところなの」   「なるほど……」   「あれ? まだわかんない?  意外と鈍い?」   「な、なにが?」   鈍いと言われて少しムッとしたが、 なんとなく嫌な予感もした。 そのまま説明を求めるように多恵子さんの目を見る。   「その城漣寺財閥の総帥、  城漣寺宗人が美希ちゃんのお父さんってわけ」   「…………え?  ………………ええぇっ!?」   言われたことを理解するのに少し時間がかかった。 嫌な予感が見事に当たってしまって、 頭が認めようとしなかったのかもしれない。   「つ、つまり……本物のお嬢様……?」   「そんなにいいものではありませんわ。  お仕事の方はお兄様やお姉様たちが引き継がれますし……」   簡単にまとめると美希ちゃんは8人兄弟の末っ子らしい。 父親がけっこうな年なので相続についてはすでに決まっていて、 その結果会社や土地建物などの権利や財産が美希ちゃんにまで回らなかった。 それを気にした美希ちゃんの父親が、 美希ちゃんには自由を与えると言ったそうだ。 今後美希ちゃんの行動とお金に関しては絶対に不自由させないと……。 他の子供達……つまり美希ちゃんの兄や姉達にもその旨を伝え、 そうするようにと念を押したらしい。 だから美希ちゃんは姉達が通った堅苦しい学校ではなく、 一般人の多いこの学校を選んだというのだ。   「家がどうとかなど関係ありませんわ。  他の方と同じく自由に遊べる高校生というだけですわ」   家の話をしている時の美希ちゃんはあまり楽しそうで無い。 おそらく触れて欲しく無い部分なのだろう。   「お嬢様って色眼鏡で見て欲しくないって、  いつも言ってるもんね」   ―― なるほど……そういうことか…… ――   多恵子さんの補足は俺に対する警告であるようにも思えた。   「そういうことなら由美とは馬が合うかもな。  何しろ性格は亜美にそっくりだし。  相手が誰でも遠慮しないだろ?」   「ええ、由美さんはとてもいいお友達ですわ」   美希ちゃんがにっこりと笑った。 やはり由美とは仲がいいようだ。 ということは亜美とも馬が合うということになる。 さっきのような打ち合わせ無しの掛け合いも納得出来る。   「カズヨシさんのことも気に入ったんじゃないですか?  あれほどのノリはなかなか見せませんし……」   由美が含みのある笑いを浮かべて俺を見る。   「カズくんも誰とでも分け隔てなく話すからねぇ。  美希ちゃんもOKみたいだし……  ヤっちゃえば?  本物のお嬢様。  しかも処女だよぉ?」   亜美も同じ顔になった。 双子の悪乗りが始まってしまったらしい。   「べ、別にお嬢様だからどうだってわけじゃ……」   「え〜。  だってお嬢様キャラの攻略早いじゃない」   「だあ〜〜!!  どれだけ頻繁に俺のパソコン見てんだよっ!」   「な・い・しょ音符」   俺の叫びはあっさりとかわされてしまった。 他の奴なら激怒するだろうが、 相手が亜美では怒るに怒れない。 それほどに俺は亜美にぞっこんだったりする。   「まぁ!  和義様はお嬢様キャラがお好みなんですの?」   驚いたと言いたそうな台詞だが、 美希ちゃんの顔は何かを期待していた。   「こ、好みって言うか……  普通なら手の届かない存在だし……」   言い訳みたいに言うと美希ちゃんがニヤッと笑った。   「どうしてもと言うのならお相手してあげてもよろしくってよ?  でも庶民にわたくしの相手がつとまるかしらぁ。  ほ〜っほっほっほ」   「え……?」   突然の変貌に悪乗りが始まったのだと気づけなかった。 俺はあっけに取られて美希ちゃんを見ていた。   「あ、違うよ。  カズくんは世間知らずなお嬢様がいいんだから。  タカビーはあんま好きじゃないよ」   「あら、外してしまいましたのね……。  でしたらぁ……えっとぉ……」   俺の意思と関係なく、俺と美希ちゃんがする方向で話が進んで行く。 さすがに突っ込みを入れた方がいいだろうと口を開きかけたが、 それは別の声に遮られた。   「ちょぉっと待ったぁ〜!」   けっこうマジな顔で会話を止めたのは多恵子さんだった。   「最初にするのは私のはずでしょ?  何でそっちで盛り上がっちゃうの」   ―― 他の娘が遊びに出ているのにわざわざ待っていたくらいだから    よっぽど期待していたんだろうなぁ…… ――   そのつもりで潜入してきたとはいえ、 取り合いのような状況に少し戸惑っていた。 もしかしたら今度は多恵子さんと美希ちゃんで修羅場になるかもしれないと、 美希ちゃんの様子を伺う。   「あら、ごめんなさい。  なんだか皆さんノリがよくってつい……」   だが美希ちゃんはあっさりと謝った。   ―― やっぱり先輩には逆らえない……か…… ――   多恵子さんに譲るように由美の隣に移動する。   「あ……ごめんね……。  先輩風吹かせちゃったみたいで……」   意外だったのは多恵子さんも謝ったことだった。 先輩だからと言うのは好きで無いらしい。   「いいえ、気になさらないでください。  わたくしが悪乗りしていただけなんですから」   「ありがと……  じゃ、そろそろしようか」   多恵子さんはそう言うと俺に向き直り、 シャツのボタンを外した。   ―― やっぱ……ノーパンですか…… ――   晒された肌に下着は見当たらなかった。 そのままシャツを脱ぎ捨てて俺の胸に寄り添ってくる。 俺の意見は? とも思ったが、 元々そのつもりなのに今更そんなことを言ってもしらけるだけだ。 それにもっと気になる事があった。   「こ、ここで……するのか……?」   亜美以外の女とすることには納得しているが、 ギャラリーの前でなんてさすがに初めてだ。   「彼女の前だとさすがに抵抗ある?」   多恵子さんはチラッと亜美に視線を送った。 俺が亜美の許可を欲しがっていると思ったようだ。   「私は気にしないよ?  せっかくだから楽しんじゃいなよ」   亜美もそう思ったのか、 いつも通りの台詞を言って由美たちの近くに移動した。   「い、いや……人が見てる前で……  って意味で言ったんだが……」   「あー、そういうことね。  じゃあ私の部屋に行く?  同室の娘は遊びに出ているから誰も居ないよ?」   多恵子さんは俺が躊躇った理由を理解して、 移動を提案してくれた。 だがそこで、俺はふとある考えに至った。 さっきまでの会話の流れからすると、 美希ちゃんも俺との行為を期待している。 多恵子さんは言い出した本人だし、 由美も俺とするのには抵抗が無い。 亜美にいたってはもはや何も言うことは無い。 つまり…………。 この場に居る女の子4人を俺は好きにしていいということだ。 ゲームと現実の区別はつけていると言ったが、 思いがけずハーレムルートのような状況に恵まれて、 それを味わいたくなった。   「うーん……」   「どうする?」   多恵子さんが俺に意見を求めてくる。 彼女はどちらでもかまわないようだ。 俺は少し離れている3人を見た。 1人だけ不明瞭だが俺が好きにしていい…………。 ちょっと言い方変えていいか? フラグが立っている好みど真ん中の女の子が3人。 そして今目の前に居るのは、 やはりフラグが立っている美人の先輩。 まさにゲームのハーレムエンド!! まずは多恵子さんとして、そのまま美希ちゃん……。 さらに亜美や由美とも…………。 最後には4人同時に相手をして…………。   「ゴクッ!」   ゲームの世界を現実に求めないようにしてきたが、 これほどにお膳立てが整っていては それを拒むことは出来なかった。   「やっぱり後のことを考えたら移動した方がいいかな?」   「いや……ここで大丈夫……」   多恵子さんの気を使った申し出を俺は断った。 頭の中ではすでに4人の美少女と激しく絡んでいた……。   「そう?  じゃあ、始めよっか」   多恵子さんが俺に体を密着させてきた。 目が潤んできていて早くもその気なのが分かる。   「えっと……どういう風なのが……」   多恵子さんが俺のどんな話を聞いてしたいと思ったのか分からずに、 間抜けな質問をしてしまった。   「どういうって……体位とか?」   多恵子さんはもう止める気は無いらしく、 俺の体を擦りながら聞き返してくる。 だが俺が聞きたいのは体位ではなくプレイスタイル……。 つまり普段亜美にするようなスタイルか、 それとも由美の初体験の時みたいなスタイルかだ。 由美なら何か聞いているかも知れないと思い、 そちらに目を向けた。 だが答えたのは亜美だった。   「いつも通りでいいんじゃない?」   「え? いいのか?」   俺の驚いたような声に多恵子さんも手を止めた。   「なに? いつもってそんな凄いことするの?」   「いや……そういうわけじゃ……。  ただ亜美の見ている前で亜美にするようにはさすがに……」   「私なら気にしないから、  カズくんの好きなようにヤっちゃいなよ」   「彼女はOKだって……どうする?  いつもは膣内出しって話も聞いてるから、  私もそれでOKだよ?」   俺はまたしても選択を迫られた。 亜美の前でと言うのは確かに気が引ける。 たがこのままでは、せっかくのハーレムルートがだめになてしまう。   ―― どうせ今回だけ……    そんなによく会う相手じゃ……ない…… ――   俺は自分を納得させて口を開いた。   「わかった……由美、ベッド使わせてもらうぜ?  それと少し時間をくれ」   由美が指で丸を作ってOKを示すと、 俺は多恵子さんをベッドに導いた。 そして自分は目を閉じて集中を高めていく……   ―― この場だけだ……    この場だけ……    多恵子さんに愛を…… ――   亜美と同じ様にするには自分にそう言い聞かせるしかなかった。 俺は何度も頭の中で繰り返し、 ゆっくりと目を開けた。   「…………よし……」   服を脱いで全裸になり、俺もベッドに上がる。 そして多恵子さんと向かい合って座った。   「たえ……あ……名前……呼び捨てでもいいかな?  その方が気分が乗ってくるし……」   名前を呼ぼうとした時、 年上を呼び捨てようとしていたことに気づいた。 よく知った仲ならまだしも、 さすがに断った方がいいだろうと思ったんだ。   「ふふっハート いいよ……  好きなように呼んでハート」   多恵子さんは優しく微笑み、俺に体を寄せてきた。   「多恵子……」   俺もそのまま多恵子さんを抱きしめて唇を重ねた。   「ん……ぅん……はぁ…………んん……んむぅ……」   軽く触れるだけのキスをした後、 多恵子さんの口に舌を入れて中をまさぐる。 多恵子さんも舌を絡ませてきて、 すぐにぴちゃぴちゃと唾液の混ざる音が聞こえ出した。 俺は亜美とする時の様にしつこく口を貪り、 唾液を混ぜて飲ませていく。   「んんっハート はぁ はぁ あむぅハート ぅんんハート はぁ はぁ」   いまいち乗り切れていなかった俺も、 多恵子さんの息が乱れる頃にはだいぶその気になってきていた。 俺は唇から離れて首筋に舌を這わせ始めた。   「んっハート あっハート ぁふぅぅハート」   2人の口から溢れた唾液を舐め取るようにしながら下へと下がって行く。   「多恵子の肌……綺麗だ……」   「はぁんっハート やぁっハート こっ こえ でちゃうぅぅハート」   首から鎖骨へと移動してさらにしつこく舐め回した。 多恵子さんの目は虚ろになり始め、 快楽に身を委ねている。 俺は鎖骨からまた下がって谷間に舌を這わせる。   「可愛い声……聞かせてくれよ……」   「で でもぉ……」   多恵子さんを促したが、 声を出すのを躊躇っているようだった。   「みんなに聞かせてやろうぜ……」   ギャラリーを気にしているのかどうか分からないが、 そう言いながら谷間から乳房へと移動する。 舌で舐めたり軽く噛み付く様に吸い付いたりしながら、 ゆっくりと乳首に近付いていく。   「あんっハート ぅんんっハート はぁぁハート  もっとぉハート ちくびもハート おねがいぃっハート」   多恵子さんがたまらずおねだりをしてきた。   ―― やっぱり……亜美とは違う……よな…… ――   つい亜美と比較してしまった。 だがそれがきっかけで集中が途切れるとまずい。 俺は要望に応えることにした。 すでに大きくなっている乳首を口に含み、 舌で転がす。   「はぁんっハート んんっハート いっ いいぃっハート」   乳首を責め始めるとすぐに多恵子さんの声に遠慮が無くなった。 亜美に対する最後の気遣いも出来ないくらいに感じてしまっているのだろう。 気をよくした俺はさらに乳首を責めた。 舌で突付いたり押し付けたり、 唇で圧迫したり吸い上げたり……。   「あぁっハート やあぁハート おっハート おかしくハート なっちゃうぅぅっハート」   軽く噛み始める頃には、 多恵子さんは涎まで垂らして快楽に浸っていた。   ―― そろそろ……頃合か…… ――   恒例のトドメをやろうと口を大きく開けたとき、 多恵子さんが俺の頭を押して胸から引き離した。   「おねがい……もぉ……挿れて……」   「え?」   乳首で一度イかせるつもりだった俺は、 言われたことが一瞬理解出来なかった。 相手から『挿れて』と言われること自体あまり経験が無い。 亜美の場合は我慢出来なくて体が動く事はあっても、 俺が挿れたいと言うまではいつまでも体を弄られている。   「あ…………あぁ……わかった……」   相手は亜美じゃ無いと頭では理解しているのだが、 やはり集中が足りないようだ。 俺は彼氏役に徹するために多恵子さんの顔を見つめた。 そして一度口付けしてベッドに寝かせる。 その上に覆いかぶさるようにしてモノをあてがった。   「どきどきしちゃう……こんなの初めて……ハート」   多恵子さんは可愛らしい笑顔で言った。 相当期待してしまっているようだ。 潤んだ色っぽい目で俺を見つめている。   「多恵子……挿れるよ?」   俺の言葉に頷くのを見てから、 腰を突き出してモノを挿れ始めた。   「あっハート はんっハート はいってぇハート くるぅぅっハートハート」   多恵子さんは目を閉じて、 モノが挿入ってくる感触を味わっている。   「全部……挿入った……」   多恵子さんはすでに愛液でぬるぬる。 俺のモノはすんなりと根元まで挿入った。 挿入ったことを告げると、 そのまま唇を重ねて舌を絡ませながら膣内の感触を味わった。 遊んでいる女は緩いという話を聞いたことがあるが、 多恵子さんの膣内はそんなことは無かった。 心地いい締め付けで、動いていなくても十分に気持ちいい。   「は はやくぅハート うごいてぇハート  おもいっきりハート つきあげてえぇぇハートハート」   しばらくは膣内の感触を楽しみたかったが、 多恵子さんは我慢が出来なくなってしまったようだ。 腰をくにくにと動かして催促してくる。   「わ……わかったよ……」   最後にもう一度口付けをして、 俺は体を起こした。 そして多恵子さんの腰を抱える様にして動き始める。 部屋の中に多恵子さんの甘い声と、 卑猥な音が響き始めた。   「あぅんハート あんっハート はぁハート んんっハート  もっとぉハート はげしくぅハート」   またしても多恵子さんから要求が来てしまった。 前戯が短かったせいかいまいちノリの悪かった俺は、 快楽を引き出すようにゆっくりと動いていたんだ。 これではいけないと思い、 視覚からも興奮を誘おうと多恵子さんの体を見た。 しっとりと汗に濡れた白い肌。 俺が動く度に揺れる大きな胸。 真っ赤になりながらも物欲しそうに俺を見つめる顔。 女子寮に潜入した事と、 これほどの美人とセックスしているという状況も手伝って どんどん興奮が高まっていく。 だが後一押し。 何かが足りない……。   ―― ええい! なるようになれだ!! ――   いつものように早く終わろうが、 思わず『亜美』と口走ろうが。 とにかく突きまくれば盛り上がるかも知れないと 覚悟を決めた。   「我慢出来ないんだな、多恵子……  よし……望み通り激しくついてやるぜっ!」   亜美に言うような台詞を吐いて、 俺は腕に力を込めた。 そして腰を激しく打ちつけ始める。   「あぁんっハート あふぅっハート すっハート すごいひぃっハート」   多恵子さんもこれには満足出来たようだ。 喘ぎ声のボリュームが上がって、 顔もさっきよりエロくなっている。   「いいぜぇ 多恵子ぉ すげぇっ きもち いいっ」   多恵子さんがより快楽を得られたことで、 俺の興奮もさらに高まった。 だがいまいち吹っ切れないのは相変わらず。 それでも続けていれば吹っ切れるか気にならなくなるだろうと、 そのまま動き続けた。   「ひぃぃんっハート んんっハート あぐうぅハート  らっハート らめぇぇハート こわれハート ちゃうぅぅハート」   多恵子さんは限界が近いのか、 さっきまで俺に合わせて動いていた腰の元気が無くなってきた。 それでも離れたくないのか、 俺の体に足を絡めてくる。   「こわして やるぜぇっ  俺の手で 多恵子をっ  こわして やるっ」   俺の限界も近い。 なんとか一緒にイけるように多恵子さんの様子を伺う。 亜美とは違うから呂律では判断出来ない。 表情は恍惚としているが、 これもいまいち確信が持てない。 唯一手がかりとなったのは膣内の具合だった。 締め付けが強くなってきている。   ―― 多分……そろそろ…… ――   亜美がイく寸前の締め付けによく似ている。 俺はラストスパートとばかりに、 思いっきり強く奥を突き上げた。   「ひぅぅんっハート んんっハート やあぁっハート  イっ イっちゃうぅぅっハート  イくうううぅぅぅうううううぅぅっ!!」   俺の予想より早く多恵子さんはイってしまった。 それと同時に膣内がぎゅうっと締め付けられて、 俺も限界に達した。   「うあっ おっ おれもっ でるっ  多恵子ぉっ たえこおおぉぉぉおおおおぉぉっ!!」   腰を突き出すと同時に腕にも力を入れて、 一番奥に全てをぶちまけた。   「あんハート んんんっハート  あハート あついのがぁハート おなかにぃぃハートハート」   射精が納まると俺は多恵子さんの上に倒れこんだ。   「「はぁ はぁ はぁ はぁ」」   そのまま2人で荒い息を整えながら余韻を味わう。 結局最後まで吹っ切れない原因はわからなかったが、 とりあえず気にはならなくなっていた。 呼吸が落ち着く頃に多恵子さんが俺の体に腕をまわして抱きついてきた。 俺もそのままの流れで多恵子さんにそっと口付けをする。 口を少し離して顔を見たとき、 何故か相手が亜美で無いことを意識してしまった。   「あ……ご、ごめん。  重いよな」   俺は慌てて体を起こした。   「うふふ、大丈夫だよハート  もう少しゆっくりしたかったけど……まぁいっか」   俺がベッドから降りると、 多恵子さんも体を起こして壁にもたれかかった。   「ふうぅ〜……」   「どうでした? 先輩」   多恵子さんが一息つくように大きく息を吐き出すと、 由美が感想を聞いてきた。   「確かに凄かったね…………。  本気になっちゃいそうハート」   「いいぃっ!? な、なにを……。  って言うかこの寮に来る奴には俺より凄いのとかいるだろ?」   多恵子さんの爆弾発言に俺は慌ててしまった。 亜美の様子を気にしながら多恵子さんの『冗談』という台詞を願った。   「ん〜…………  まぁプレイ内容でなら激しい人はいるけどねぇ……。  どいつもこいつも体目当てだからさぁ……」   多恵子さんまで由美と同じようなことを言い出した。   「いや……体目当てってのは俺も同じだろ?」   俺の反論に多恵子さんはニヤリと笑う。   「ところが違うんだよねぇ。  潜入クラブの連中ときたら……」   どうやらクラブの人たちと俺とでは何かが違うらしい。 由美の理由は亜美が惚れた俺にならってことだったが、 多恵子さんまでというのは少し気になる。 俺は理由が知りたくなって多恵子さんを促した。   「何が……違うんだ?」   「純粋に体目当てだからね……。  さっさと終わらせて次に行こうって魂胆が見え見えでさ、  和義君みたいなあつ〜いセックスなんてしてくれないってことよ」   「そ、そうなのか……」   これは予想もしない理由だった。 クラブの連中も今日は誰って決めてくると思っていた。 だが実際には一晩に何人かとしているようだ。 確かにそれなら1人に時間はかけられないだろう。   「それにしても……  あんた達っていつもこんな感じなわけ?」   俺が1人驚いていると、 多恵子さんが話題の方向を変えてきた。   「いつも……って…………」   俺からしてみればいつも通りとは程遠い。 いまいち乗り切れなかったし、 前戯も全然短かった。   ―― 亜美の目にはどう映ったんだろう…… ――   亜美の反応が気になって、そちらに目を向けた。 亜美も気付いたらしく、戸惑いの表情を見せる。   「えっと……言っちゃっていいのかなぁ……」   どうやら亜美も俺と同じ考えらしい。 様子を伺うように多恵子さんと俺を交互に見ている。   「いや……言わない方がいいかも……」   亜美の言おうとしていることがなんとなく分かった俺は、 言わないことを勧めた。 だがこれに食い下がったのは多恵子さんだった。   「なに? いつもと違ったの?  そんな言い方されると気になるし……  言っちゃってよ」   多恵子さんにしてみれば気になって当然だろう。 いつもより濃厚だったというのなら悪い気はしないだろうが、 亜美と俺の考えは間違いなくその逆だ。   「ん〜……怒らない?」 「怒らない怒らない」   多恵子さんがにっこりと笑って見せると、 亜美は最終確認のつもりなのか俺の顔を見た。   ―― まぁ怒らないって言ってるから…… ――   ある程度の覚悟はあるだろうと思って、 俺は首を縦に振った。   「えっと……見ててカズくん手抜きだなぁって……」   「て、手抜き……? アレで?」   おずおずと告げられた亜美の言葉に面白く無いものを感じたのか、 多恵子さんがチラッと俺を見る。 多恵子さんに急かされたとはいえ手抜きだったことは間違い無い。 俺は何も言えなかった。   「まぁ私が我慢出来なかったってのもあるけどね……。  いつもはもっと長いんだ……。  さすがに彼女には敵わないってヤツかぁ……」   多恵子さんは苦笑いを浮かべた。 口調や態度からするとそれほどショックでもなかったのだろうか……。     っと、少しばかり長くなっちまったな。 あぁ、もちろんこれで終わりじゃないぜ。 今回話したかった相手は多恵子さんじゃないんだからな。 俺の生活に大きく関わっている亜美の同類……。 ははっ、もう誰のことかわかっただろ? じゃ、続きを話すぜ?     「んじゃぁ次はカズくんお待ちかねのお嬢様だねぇ〜音符」   多恵子さんとの行為が終わると、 亜美が妙に嬉しそうに切り出した。   「あぁ……でも……いいのか?  初めてなんだろ?」   さすがに少し気が引けた俺は、 美希ちゃんの意思を確認するように聞いた。   「わたくしは構いませんわ。  バージンに思い入れがあるわけでもありませんし……。  むしろ普通の女の子みたいにいろいろなことを体験したいですわ」   どうやら俺が相手でも問題は無いようだ。   ―― それにしても……    本当にお嬢様扱いされるのが嫌なんだなぁ…… ――   改めて美希ちゃんの気持ちを察した。 生まれたのがお金持ちの家というだけで、 当の本人が何かを受け継ぐわけでもない。 美希ちゃんにとっては足枷でしか無いのだろう。   「じゃあOKだね音符  カズくん、1本飲んどく?」   美希ちゃんがOKだと分かると、亜美は悪戯っぽい目を俺に向けた。 ドリンクを勧めたことからも、 俺が何を期待しているのかはお見通しのようだ。   「あ、あぁ……そうだな」   「きゃ〜星 やった〜音符  待っててねぇ……えっとぉ……」   亜美は大喜びで持ってきたバッグを漁り始める。 他の人はなぜ亜美が喜ぶのか分からない様子だったが、 俺がドリンクを飲むということは美希ちゃんとした後全員と……。 つまりハーレムを実現させるということだ。 亜美にはそれが分かっているからあんなに喜んでいるんだ。 ドリンクを飲み終わると、 美希ちゃんが期待するような目を向けてきた。   「またベッド使います?  あ、今度は美希ちゃんのベッドでいいのか」   またベッドを提供しようとした由美だったが、 すぐに本人のベッドがあることを思い出したようだった。   「あぁ、そうだな…………あ……んとぉ……」   「? どうしたの?」   俺が戸惑った声を出すと全員の目が向けられた。 特に美希ちゃんの目には不安が表れている。 これからという時に相手が躊躇したのだから当然だろう。 だが俺の理由はそんな大げさなものでは無かった。   「あ……いや……その前にトイレ行っていいかな?」   なんのことは無い、もよおしてしまったのだ。 女の子なら失禁でも興奮材料になるだろうが、 男の場合はみっともないだけだ。 間は悪かったが我慢出来そうにも無い。   「え? あぁ……いいですよ。  トイレは廊下を来た方向に戻ると左側にあります」   由美の説明にこの部屋に来る途中それっぽいドアがあったのを思い出した。   「あぁ、あのドアかな? わかった」   服を着てドアを開けようとすると、 後ろから多恵子さんが声をかけてきた。   「寮母さんに見つからないようにね。  見つかったら連行されちゃうよ〜。  まぁこの時間ならよっぽど騒がない限り大丈夫だけどね」   「ははは、了解」   一応そっとドアを開けて廊下の様子を伺った。 人影は見当たらない。   「じゃあすぐに戻るから」   音を立てないように廊下を移動して思い当たるドアに着いた。 ドアの上を見ると『W.C.』のプレート。 間違いないことを確認して俺は中に入った。 床に廊下と同じく絨毯が敷いてあって、 個室のドアが6っつ並んでいる。   ―― 入り口のドアといいなんとも豪華なトイレだな ――   そんなことを考えながら回りを見回した。 だが目的の物が見当たらない。   「あれ? …………あ……そうか……」   間抜けなことに俺は男子用の便器を探していたのだ。 だが女子寮にそんなものが存在しないことに気付いて、 個室に入って用を足した。 習性だろうか、何故か一番奥の個室で…………。   「ふー……。  さて、見つからないうちに戻ると……うわっ!?」   個室から出た俺は驚いて固まってしまった。 隣の個室の前に誰か居たのだ。 血の気が引くのがわかったが、 その人物が誰だかわかっていくらか安心した。   「あ……み、美希ちゃん……か……びっくりしたぁー……。  美希ちゃんもトイレ?」   まだバクバク言っている心臓を落ち着かせようとするがなかなか静まらない。 何とか笑顔を作って美希ちゃんを見ると…………。 その顔は引きつっていた。   「お……と……こ……?」   「え?」   美希ちゃんの反応は俺の予想しないものだった。 まるで事態が判っていないように目を丸くして俺を見ている。 そして何かに気付いた様に、 大胆に開いたネグリジェの胸元を隠しながら体を背けた。   「な、何で男性が……ここに…………  し、しかも……そ、そんな格好で…………」   「え? い、いや……その…………っっ!?」   自分の服装はわかっている。 だが指摘されてつい自分の体に目を向けた。 部屋を出るときに着たのはトランクスとTシャツだけ。 当然その格好が目に入るが、 俺は別の事に驚いた。   ―― ドリンクの効果……か…… ――   いつの間にそうなっていたのか、 トランクスが見事に盛り上がっている。   「えっと……これは……その……」   美希ちゃんの突然の出現と態度の変化。 自分の体の反応やドリンクの影響などが絡み合い、 俺は混乱を隠せなかった。 そして、不用意に美希ちゃんに近付こうとしてしまった。   「ぃ……ぃゃ……こないで…………」   美希ちゃんは首を横に小さく振りながら少し後ろに下がった。 その目にうっすらと涙まで浮かんでいる。   「と、とにかく……落ち着いて……」   俺が一歩を踏み出した時、美希ちゃんが大きく息を吸い込んだ。   「っ!!」   「んん〜〜〜っ!!」   叫ばれると思った俺はとっさに美希ちゃんの口を手で塞いでいた。 美希ちゃんはそれでも何かを叫びながら激しく首を振ろうとする。 そして堰を切ったように涙が頬を伝い始めた。   ―― いったいどうしたって言うんだよ……    まさか美希ちゃんまで双子だなんて言わないよな…… ――   あまりの事態にそんなことまで考えてしまっていた。 美希ちゃんは観念したのか動きがおとなしくなっている。 恐怖に怯えた目で俺を見つめていた。   「手……離すけど……  大声出しちゃダメだよ?」   俺の言葉にコクコクと頷いたのを見て、 そっと手を離す。   ―― とにかく……部屋に戻らないと…… ――   俺が少し離れると、美希ちゃんはその場にへたり込んでしまった。   「い、言うとおりにします……しますから……どうか……」   涙目で俺を見上げてくる。   「ゴクッ……」   その姿に思わず生唾を飲み込んだ。 女子寮で突然出くわした男に怯えるお嬢様……。 まさしく俺がイメージした風景だ。 ドリンクの効果もあったのだろうが、 望んでいた状況と美希ちゃんの姿に異常な興奮が湧き上がってきた。   「あ、あの……えっとね……」   それでも最後の理性を振り絞って部屋に戻ろうと言いかけた時、 美希ちゃんの涙がさらに量を増した。   「ひぃっ! お おねがいです……  何でも……何でもしますからぁ……」   必死に懇願してくる姿に興奮は益々大きくなってしまった。 それでもこんな場所でというわけにもいかない。 懸命に衝動を抑えながら口を開いた。   「じゃ、じゃぁ……部屋に戻ろう。  続きはそれから…………」   何でもするという言葉に託けて部屋に戻ることを提案してみた。 素直に従ってくれることを祈って返事を待つ。   「……………………  わ、わかりましたわ…………  お、お見せいたします…………」   「へ?」   会話が噛み合わなかった事にも驚いたが、 その後の美希ちゃんの行動にも驚いた。   「ちょっ!」   美希ちゃんは何を思ったのか、 ネグリジェの裾を掴んでそのまま捲り上げたのだ。 奥の方に白い布が僅かに……しかしはっきりと見える。 俺の視線が向けられていることがわかったのか、 美希ちゃんは赤くなった顔を背けた。   「い、いや……そ、そうじゃなくて……  部屋に戻ってから……」   これ以上は本当にヤバい。 何とか部屋に連れ戻そうと説得を試みる。   「そ、そんな……これ以上は…………  わ、わかりましたわ…………」   またしても会話は成立しなかった。 美希ちゃんは真っ赤になってチラチラと俺の顔を見ている。 そして膝立ちになるとギュッと目を瞑って、 一気に捲り上げた。   「おわぁっ!」   美希ちゃんの手は首の近くまで持ち上げられた。 そのため巨大なおっぱいまでもが俺の目に晒されている。 亜美に負けず劣らず見事なボディに凶悪な巨乳。 肌理の細かい素肌を惜しげもなく曝け出している。 俺の目は釘付けになっていた。   「あぁ……そ、そんなに見つめないでください……」   そう言いながらも美希ちゃんは足の開きを大きくする。 さっき僅かに見えていた白い布がその全貌を現している。 中に隠れたいやらしい部分がその形をくっきりと浮き出していて、 生地の薄さが覗える。 その布の広さはほとんど無く、 肝心な所をかろうじて隠す程度。 全体の大きさも大したものでは無いが、 その大半が凝ったデザインの透けたレースで作られている。 真ん中のカットも大胆で少しずらせば見えてしまいそうだ。 女性用の下着に詳しいわけでは無いが、 明らかに普段使用する物では無い。 まして寝るときになど…………。   「ぃゃぁぁ……見ないでくださいぃ……」   見るなと言われても視線を外すことなど出来ない。 美希ちゃん自信も言葉とは逆に腰を突き出している。 俺は、美希ちゃんはノリがいいということを思い出していた。   ―― まさか……そういうこと……なのか? ――   都合のいい解釈だったかも知れない。 だが俺には、 美希ちゃんがそういうプレイを望んでいるようにしか思えなかった。 確証が得たくて美希ちゃんの顔色を覗った。 真っ赤になって背けたままだが、横目で俺の方を見ている。 その目は……何かを期待していた……。   ―― やっぱり……そうか……なら ――   確信した俺は美希ちゃんの足の間に手を伸ばした。   「ひゃあぁんっ……さ さわるなんてぇ……」   やはり体が言葉と逆の動きをする。 足をかなり大胆に広げて、 俺の指に押し付ける様に腰を突き出してくる。 生地がかなり薄いのか、中の感触がよく伝わってきた。 俺は布越しに割れ目をなぞったりクリを弄ったりする。   「んっ はぅんっハート だっ だめですわぁ  こっ こんなことぉぉハート」   嫌がっているのは言葉だけだった。 すでに声色さえも期待に満ちている。 腰の押し付けもどんどん強くなってくる。 俺もすっかり遠慮が無くなり、 夢中で弄り回していた。   「やぁんっハート いけませんハート いけませんわぁハート」   美希ちゃんはすっかり喜んでしまっていた。 俺の指に合わせるように腰を動かして刺激を生み出している。   「ぅんっハート あんっハート あっ……  だっ だめぇっ  こっ これ以上されたらぁ……」   美希ちゃんの声に突然緊張が走った。 押し付けていた腰も逃げるように引いていく。 だが興奮しきっていた俺は、 その腰を掴んで引き寄せた。   「これ以上されたら……なに?」   さらに身を乗り出して指の力を強くし、 パンツを割れ目に食い込ませながら刺激する。   「でっ でちゃうぅ でちゃいますうぅぅ……  いっ いやああぁぁぁぁっ」   美希ちゃんがギュッと目を閉じて顔を背けると、 指先に暖かいものが広がった。 そして…………。   ぷしゃああぁぁぁっ   俺の手に暖かい液体が浴びせられた。   「いやあぁぁっ……見ないで……みないでえぇぇっ」   美希ちゃんは真っ赤になって泣き出してしまっている。 これは本当に恥ずかしかったらしい。 しかしこの瞬間、 俺の中で何かがプツンと切れてしまった。 驚いて止まっていた指を動かして、 まだ小水の止まらないアソコを刺激し始めた。   「やあぁぁっ……そんなぁ ぁんんっ  こんなことぉぉんっ だっ だめぇ ですうぅぅっ  ぅんっ あぁんっ  おかしく なっちゃい ますうぅ」   美希ちゃんの言葉などお構い無しに俺は責め続けた。 腰を強く引き寄せてさっきより激しく指を動かす。 パンツを完全に食い込ませ、 クリを潰れるくらい摘み上げ、 小水が止まるまで狂ったように責めていた。   「はぁ はぁ…………うぅぅ…………  こんなのって……こんなのってありませんわぁ…………」   小水が止まると俺の手も止まった。 美希ちゃんは完全に泣いてしまっている。 今度は演技では無いかもしれない。 だがそれでも、捲り上げている手も広げた足もそのまま。 恥ずかしい姿を晒し続けていた。 俺の興奮も納まる様子は無かった。   「お漏らししながら弄られて感じるなんて、  とんだお嬢様だな」   「そ そんなこと……い 言わないで……ください……」   消えてしまいそうな声で反抗をしました美希ちゃんだが、 その目にまた期待の色が浮かんでいるのを俺は見逃さなかった。   「恥ずかしい姿を見られて興奮してるんだろ?」   「そ そんなこと……あ……ありませんわ……」   「じゃあなんで隠さねぇんだよ」   「そ それは…………」   目の色からさらに期待が膨らんでいるのがわかる。 失禁のアクシデントさえも利用してプレイを楽しんでいるようだ。 いや……今にして思えば、 アクシデントではなかったのかもしれない。   「見られたいんだろ?  …………全部……見せてみろよ」   「え?」   美希ちゃんはあっけに取られた顔になった。 明らかに言われた意味がわかっていない……ように見える。   「何でもするんだろ?  全部脱げって言ってるんだよ」   「で できません……そんな……こと……」   美希ちゃんは動こうとしない。 恐怖で体が竦んでいる……といったところだろうか。 だがこれまでの流れや亜美と同等に渡り合ったことを考えると、 間違いなくこれは演技。 そして亜美の時と同じ対応が通用することは容易に想像が出来た。   「出来ないのか?  なら……俺が脱がしてやるよ」   亜美と同じ対応でいいのだから答えはすぐにわかる。 脱げと言うのを拒むということは脱がして欲しいということ。 無理矢理脱がさせて俺をさらに興奮させたいのだ。   「いっ……いやあぁっ……  やめてえぇぇっ」   答えは正解だ。 ほとんど抵抗することも無くあっさりと脱がされている。 激しく嫌がっているのは口だけ。 だがネグリジェが手から抜けたとたんに、 美希ちゃんはそれを掴んで引っ張ってきた。   「お おねがいです…………  もう堪忍してくださいぃ……   けっこう強い力でネグリジェを取り返そうとしている。 脱がす前ではなく脱がされた後に抵抗するというのは、 無理矢理感を強調するための念入りな作戦だ。 由美との事があった後に亜美ともレイププレイをしたが、 その時も同じだった。   「へへっ、諦めろよっ」   強引に奪い取ろうと力を強くした瞬間だった。 ビリビリと音がしてネグリジェは破けてしまった。 勢い余った俺は2・3歩後ろによろけ、 美希ちゃんは尻餅をついてしまった。   「あっ……ああぁぁ…………」   美希ちゃんは手に残った片割れを見て落胆の声を上げる。   「破けちまったな……」   俺も自分の持っているのを広げてみた。 不思議なことに縦に真っ二つ……。 胸元の開いたデザインのせいでこうなったのだろうと思ったが、 妙に何か引っかかるものがあったのも事実だ。 それでも作戦の効果は絶大で、 俺の興奮を見事に増大させた。   「これじゃもう役にたたねぇな」   最後の1枚を脱がせるためにネグリジェの残骸を足元に落とし、 美希ちゃんに近付いた。   「ひぃぃ……い いやです…………  もう……これ以上はぁ…………」   美希ちゃんはそのままの体制で後ろに下がったが、 すぐ壁にぶつかってしまう。 逃げ場が無いと分かったのか、 両膝をぴったりと合わせた上にパンツの両脇をしっかりと握って 抵抗の意思を示した。 俺はゆっくりと近付き、足を開かせようと膝に手をかけた。   「ぃゃ……いやあぁぁっ……  やめてえぇぇっ もうやめてえぇぇっ」   今度の抵抗は以外にも激しかった。 足はかなりの力で閉じられていて、 無理矢理こじ開けてもすぐに閉じてしまう。   「ここまできたんだ。  観念しなよ」   何度か挑戦してようやく膝の間に体を割り込ませることに成功する。   「いやぁぁ……おねがいですぅ……  これだけは……これだけは堪忍してくださいぃぃ……」   涙を流して許しを請うが、 俺は止まらなかった。 両側をしっかりと握った手は離しそうに無かったから、 真ん中を掴んで引っ張り始めた。   「だめえぇっ みえちゃうぅ  ぜんぶみえちゃうぅぅっ」   「だから見せろって言ってるだろ?」   やはり掴んだ手を離さず必死に抵抗してくる。 本気で嫌がっているのかと思うほどに。 だが、俺はあることに気付いてしまった。 パンツの真ん中部分と脇に回っている部分の中間…… 美希ちゃんが握っている所と俺の引っ張っている所の間に切れ目が入っている。 左右両方、上下から鋏で切ったような…………。 さっきまでは気付かなかったが、 俺が引っ張ったことで切れ目が広がって、 目立つようになったようだ。   「? これって…………うわぁっ」   切れ目を見つけて不思議に思っている間に、 広がった上下の切れ目が繋がった。 つまり……パンツが破けたんだ。 俺は仰け反るようになったがそれはすぐに止まった。 前は破けたが後ろはまだ繋がっていたからだ。   「やぁぁ……やぶけて…………みられちゃうぅぅ……」   美希ちゃんの声に反応して体を起こし、 姿を現したアコソに目を向けた。 そこは今まで刺激ですっかり充血していて、 パンツとの間に透明な糸まで引いている。 だが、丸見えになっているのに美希ちゃんはまだパンツを離さない。 引っ張り合いを続けながら手を離させようと口を開いた。   「へへっ、もうこんなにぬぅおあぁっ!?」   美希ちゃんの意識をアソコに向けさせようとした台詞の途中、 俺はまた仰け反ってしまった。 パンツがまた切れてしまったのだ。 手の中の残骸を見ると布の部分で千切れている。 引っ張って切れたとはとても思えない。 ここにも切れ目を入れておいたんだろう。 けっこう高そうなパンツだったんだけど…………。   「あ……あぁぁ…………」   美希ちゃんは激しく抵抗していたにも関わらず、 ちぎれたパンツを見ているだけでアソコを隠そうともしない。 もちろん切れ目を見つけた時点でこの行動は予想出来た。 俺は遠慮なくアソコに指を這わせる。   「ひゃぁんっ やぁぁ……やめてえぇぇ……」   「何がいやだよ。  こんなにぬるぬるじゃねぇか」   指で割れ目を広げると大量の愛液が溢れてきた。 俺の指に絡み付いて指の動きが滑らかになる。   「ぅんっ あんっハート ぁはぁんハート」   すぐに美希ちゃんが艶のある声を出し始めた。 さっきまでの抵抗が嘘のように……って本当に嘘なんだが…… 完全に俺の指を受け入れている。 片手は口元に当てて、もう片方は床についている。 足も大きく広げて大事な部分を隠すそぶりすら見せない。   「これだけ濡れてりゃ指ぐらい簡単に挿入っちまいそうだな」   「やぁん そ そんなぁ……  いれ ぁふぅんハート いれちゃぁ あぁんっハート  ……だめ ですぅハート んんっハート」   穴に指をあてがって軽く押し込む素振りを見せると、 美希ちゃんは物欲しそうに腰を突き出してきた。   「おっとぉ…………  せっかくの初物なのに指が相手じゃ勿体無いぜ?」   俺は慌てて手を引っ込める。   「あ……そ そんなぁ…………」   美希ちゃんの目は明らかに挿れて欲しがっていた。 続きを請うように俺を見つめている。   「焦るなよ……やっぱり本番はコイツでなきゃぁな」   俺は立ち上がるとパンツを下ろしてモノを取り出した。 今居る場所のことも忘れて脱ぎ捨てて、 美希ちゃんに見せ付ける。   「ごくっ……こ こんなに……おっきな……」   美希ちゃんは初めて見る男のモノに目を奪われていた。 身を乗り出してまじまじと見つめている。   「これからぶち込んでやるぜ……楽しみだろ?」   その言葉で何かを思い出した様に俺を見上げ、 入り口の方に後退を始めた。   「いや……むりです……  そんなの……はいら……ない…………」   その姿を見た俺は体の奥から込上げる衝動を感じていた。 以前にも感じたことのあるどす黒い衝動……。 嫌な予感がしたが、抗うことが出来なかった。 ゆっくりとした足取りで追い始めると。 美希ちゃんは向きを変え、四つん這いで逃げ始めた。   「いやあっ! こないでえぇっ!」   逃げると言ってもその動きはゆっくりだ。 簡単に追いついて捕まえることが出来る。 だがその行動が俺の衝動を爆発させてしまった。   「逃がさねぇよ!」   追いついた俺は肩を掴んでこちらを向けさせた。 さしたる抵抗も感じず、美希ちゃんの体があっさりと仰向けになる。   「いや……いやあぁぁ…………」   また涙を流し始めているが、足は大きく開いている。 もう逃げるつもりは無いようだ。 どす黒い衝動のままに足の間に座り込み、モノをあてがう。   「すぐに挿れてやるぜ」   躊躇無く腰を突き出し挿入を始める。 一気に貫くことはしなかったが、 優しくというほどゆっくりでもなかった。 美希ちゃんは手を後ろについて体を起こし、 その様子を見つめている。   「挿入って……きちゃうぅ……  はじめて……なのにぃ……  はじめてなのにぃぃいいっ!?  いたいっ! いたいですっ!!」   途中で強い抵抗を感じ、美希ちゃんが痛みを訴えた。 だが俺はペースを変えること無くそのまま最後まで突き入れる。   「挿入ったぜぇ……根元まで全部……」   「ううぅぅ……はじめてなのにぃぃ……  わたくしの……バージン…………」   モノが全て納まるまでをしっかりと見届けた美希ちゃんは、 倒れるようにゆっくりと体を寝かせた。 どうやらまだこのプレイスタイルで続けるつもりらしい。 もちろん俺もこれで終わるつもりは無い。   「今度はかき回してやるぜ。  しっかり見ていろよ?」   美希ちゃんの足を掴んで持ち上げ、 繋がっている所がよく見えるようにして腰を動かし始めた。   「いたっ うっ うごか ないでぇぇ」   美希ちゃんが悲痛の声を上げる。 初めての痛みを味わったばかりだというのに俺の動きに遠慮が無いからだ。 もう止まることは出来ない。 かろうじて意識はあったが完全に衝動に身を委ねていた。   「淫乱お嬢様ならすぐに気持ちよくなれるぜ」   「こっ こんなの……いたいだけっ ですわぁ」   「気取りやがって……  ほら、俺のチンポが出入りするのをちゃんと見ろよっ!」   命令するように言うと、美希ちゃんは素直に従った。 涙がいっぱいに溜まった目で血の滲む結合部を見つめる。 苦痛に歪むその顔を見ながら俺は腰を動かし続けた。   「あんなに おおきなぁ…………  わたく しのぉ なかっ にぃぃ…………」   うわごとのように何かを喋っているが、 意識が朦朧としていてよく覚えていない。 美希ちゃんの膣内の感触もほとんど分からないが、 自分の限界が近付くのは分かった。   「はぁ はぁ もっ もうすぐだぜ……  たっぷり注いでやるよ……」   「だっ だめですっ  なかはっ なかにはあぁぁっ」   美希ちゃんが足を掴んでいる俺の腕を掴んできた。 多分手を離させようとしているのだろう。 だが俺は気にすることも無く勢いよくモノを子宮に押し付けて、 全てを解き放った。 吐き出す開放感と共に、 朦朧としていた意識がさらに霞んでいく……。   「……かにぃ…………あ……いぃ…………  ……ぱい……すぅ…………す……き…………」   視界もほとんど分からなくなり、 美希ちゃんの言葉も何を言っているのか判断出来なかった…………。     俺の記憶はここで途絶えているんだ。 亜美達がいつまでも帰ってこない俺達を心配して トイレに様子を見に来たらしい。 そこでぐったりとしている美希ちゃんに腰を振り続けている俺を発見。 やっとの思いで部屋まで連れ帰ったと後で聞かされた。 原因はやはりあのドリンクだった。 どうやら亜美が間違えて親父さん用のを持ってきたらしい。 特殊なドリンクでラベルとかが無いからまぁ仕方ないだろう。 つまり俺はいつかのようにケダモノとなっていたというわけだ。 意識が戻ったのは由美の部屋。 目の前にはとんでもない光景が広がっていた。 4人が全裸で横たわり見事に精液塗れ。 アソコからも大量の精液が溢れ出していた。 一番凄かったのが多恵子さんだった。 完全に白目を剥いていて、しばらくは意識が戻らなかった。 亜美と由美はさすがと言うか、 すぐに気が付いて後始末の手伝いをしてくれた。 意外だったのが美希ちゃんだ。 気絶すらしていなかった。 あんなロストバージンだったにも拘らずたいそうな喜びようだった。 え? 詳しくって……俺の意識が戻ってからのか? いやぁ……もうだいぶ長くなっちまってるからなぁ…………。 今回は簡便してくれよ。 まぁ美希ちゃんも多恵子さんも満足出来たみたいだったぜ。 2人とも俺のことを気に入ったみたいで、 また来て欲しいなんて言われたな。 たっぷりと膣内に出したのも気にしていなかったし……。 いやぁ…………あははは、やっぱりそう思うよな……。 まぁご想像通りってヤツだ。 多恵子さんはセーフだったが、美希ちゃんは出来ちまったよ。 亜美の親父さんに処理して貰って事無きを得たけどな。 美希ちゃんが俺の生活に大きく影響するようになったのは そのせいもあるんだろうな。 なんにせよ今回の潜入作戦は無事成功ってことだ。 寮母さんに見つかることも無かったし、 みんな楽しめたみたいだしな。 唯一心残りがあるとすれば…………。 やっぱり……ハーレムが…………。 そ、そりゃぁ……確かに4人を一緒に相手したみたいだけどさぁ……。 俺はドリンクのせいで覚えていないし…………。 意識が戻った時の光景を思えば、 すげーことをしたってのは分かるんだが…………。 っていうか……亜美から何をしたのかも聞かされてるし…………。 ダブルフェラ……ダブルパイズリ…………。 重なった双子を同時責め…………。 4人のアソコを同時責め…………。 他にもあんなことやこんなことまで…………。 うあああぁぁぁっ!! 何で覚えていないんだあああぁぁっ!! はぁ はぁ す すまない……取り乱しちまった…………。 確かにゲームの世界を現実に求めないとは言ったけどさぁ……。 あんな状況になれば期待しちまうだろ? いや……いいんだ……もういいんだよ…………。 きっとあの人は現実世界ではそんなに都合よく無いって言いたかったんだな……。 身をもって体験しちまったってわけだ。 まぁ俺のハーレム妄想は置いといてだ、 今回の話は城漣寺美希との出会いの話だったわけだ。 どんな風に俺に関わっているのかは……まぁそのうちにな。   と、今回の話はこれで終わりだ。 楽しめたかどうかはわざわざ言わなくてもいいぜ。 拍手もコメントも強制って訳じゃないし、 雇い主が喜ぶだけだからな。 楽しめたのならまた来てくれればそれでいい。 後ランキングの方も気が向いたら協力してくれよな。 ここに来てくれる人が増えれば俺の収入も増えるかも知れないし…………。 増え…………ないか…………? ま、まぁあまり気にしないでくれ。 じゃあまたな。

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    女体のしんぴ CMだ。 素人系の動画配信サイト、女体 のしんぴだ。 このサイトの特徴は企画物が多 いってことだな。 それも少し変わった企画が多い。 ま、企画物なんだから独自性を 出そうとすればだんだんと変わ った方向に行くのも当然か。 サイト内で出演してみたい女の 子を募集していたり、ユーザー からのリクエストを受け付けて いたり……。 なんていうか……生々しいよな、 ある意味。 だけどさぁ……。 この広告って今回の話に何か関 連してるのかなぁ。 もしかして、しんぴでひっかけ たつもりか? ほら、女子寮だし……。

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    無修正お嬢様・令嬢動画 人気順 CMだ。 DMMの動画配信サービスから お嬢様・令嬢ジャンルの紹介だ。 って今回はやけにジャンル紹介 が多いな。 まぁ話の内容に合わせればこう なるのか。 このチョイスは当然美希ちゃん に合わせてだよな。 何しろ本物のお嬢様だからな。 まぁ学校は名門じゃないけどさ。 このジャンルの動画なんだから やっぱりあれだよな。 どんな気取ったお嬢様だって一 皮剥いちまえば盛った雌だぜ、 ウヘヘヘヘッ! …………。 だから俺はそういうのじゃない って言ってるのに……。 美希ちゃんが聞いたらヤバいこ とになりそう……。

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    無修正盗撮・のぞき動画 人気順 CMだ。 DMMの動画配信サービスから 覗き・盗撮ジャンルの紹介だ。 まぁその手のジャンルで絞り込 んだってことなんだが……。 いやぁ……今回覗きも盗撮もし ていないし……。 女子トイレ使ったからそれぽっ ぽい気分は味わったけどさ。 アブノーマルってことだとすれ ばそりゃぁもうってヤツだけど な。 その手のサイトじゃなくてジャ ンルでってことは……。 ネタ尽きたか?

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    CMだ。 素人系動画配信サイトの大手の 一角を担う、天然むすめだ。 ここのサイトは素人って言うだ けじゃなくってハメ撮りにもこ だわっているんだ。 作品数が豊富なだけじゃなくて 更新回数も多いから素人系では 間違いなくお奨めのサイトだな。 これと言って取り上げるような 機能があるわけじゃないんだけ ど、本来の動画配信だけでドン と構えているってのが大手の余 裕ってヤツなんだろう。 にしてもやられたのがこのタイ トルだよな……。 素人ってことで天然なんだろう けど……。 一瞬天然の娘ばかりスカウトし てるのかと思っちまったぜ。 え? 亜美がか? いや、亜美は天然じゃ無いな。 美希ちゃんも……違う……だろ うな……。 2人とも見事に相手の行動を先 読みするから、きっと頭の中で は緻密な計算をしているに違い ないぜ……。

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    鬼畜ジャンル 人気順 CMだ。 DMMの動画配信サービスから 鬼畜ジャンルの……。 まぁこれが最後だから……。 にしても……またこうなるのか よ……。 まぁな、亜美のヤツはもう壊し てやって、完全に俺の言いなり な奴隷だからな。 ここから由美に行ったんじゃぁ 面白くない……な。 次の標的は美希だ。 どんなに泣き叫ぼうが逃げ回ろ うがもう遅いぜ! 俺に目を付けられたいじょうは 観念するしかない! いきなりぶち込んでたっぷり膣 内出し! 完全に壊れるまで犯しまくった 後で、可愛いペットとして飼っ てやるぜっ! ………………。 なんてことを言うと思ったのか あぁぁっ!!
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